今日は大根の話です。
昔から薬効があるとも言われている大根。
七草の一つにも入っていますね。
この大根、何がいいかというと、酵素がすごいんです。
だいこんにはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなどの消化酵素が含まれています。
・アミラーゼ・・・でんぷん分解酵素 炭水化物(ご飯、麺類、パンなど)
・プロテアーゼ・・・たんぱく質分解酵素 肉、魚など
・リパーゼ・・・脂肪分解酵素 油もの(天ぷら、フライなど)
つまり、ほとんどの食べ物の消化に関わっています。
この大根、どうやって食べるのが効果的なのかというと、ずばり、大根おろし。
辛いから苦手な人も多いと思いますが・・
その、だいこんの辛み成分イソチオシアネートがすごい!
この成分は、だいこんをすりおろしたり、切ることで初めて生成されるんですが、この成分には主に
解毒作用や抗炎症作用があるんです。
「大根おろしに医者いらず」という言葉があるくらい、大根は様々な面から体にいい野菜といわれていたわけです。
他にも
・ 抗酸化作用によって活性酸素を除去する
・ 代謝を高めて脂肪を付きにくくする
・ ガン、生活習慣病、老化の予防
・ 血液をサラサラにして血栓を予防する
大根をすりおろす際のポイントは
イソチオシアネートは時間が経つにつれて分解が進んでいくので、効率よく摂るにはすりおろして15分以内に食べることがポイントです。
また、繊維に沿っておろすと細胞が壊れにくいので、繊維を断ち切るようにおろしましょう。
どうでしょう、大根はおろして食べると効果的なんですね。
雑魚を混ぜたり、お餅にからめたり、天ぷらと食べていたわけですが、
昔から、この食べ方をしていたのは理にかなっていたわけですね。
健康でいることと、美しくいることは同じだと私は思っています。
そのためには食べることが大切ではないでしょうか。
これからも体にいいものを紹介していけたらと考えています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。