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2016年12月27日

エノキタケはダイエットにも美容にも健康にも効果的!

鍋物にはおなじみのエノキタケ。

一年中スーパーで見かけますが、寒くなると食卓ではよく登場します。


このエノキタケ、見た目からは想像できないくらいダイエット効果が高いって知ってましたか?

それだけじゃないんです。

健康にも美容にもいいんです。


どう良いのかと言うとエノキタケリノールキノコキトサン食物繊維 注目するのは、この3成分。

今日はこの注目成分について調べてみました。




エノキタケに含まれるエノキタケリノールという成分。

このエノキタケリノールは体内で脂肪の燃焼を促して、内臓脂肪を減少させたり、

肥満を抑制させる働きがあり、運動した時と同じ効果が期待できるんです。



また、エノキタケにはキノコキトサンという成分も含まれていて、

これは摂りすぎた脂肪分のまわりに膜を張り、

腸の中で脂肪が吸収されるのを抑えてくれるんです。

それだけではなくて、中性脂肪もコレステロールも血糖値まで低下させてくれるうえに、

血液もサラサラにしてくれるとか。

ダイエットにいいだけではなくて、健康にもいい効果が認められています。

キトサンという名前から、エビやカニなどの甲殻類から抽出した成分(キチンキトサン)

を思いつく方も多いと思いますが、キノコキトサンはキノコから抽出した成分で、

アレルギー反応もほとんどなく、安全性に優れています。

それから、このキノコキトサンは、キノコの中でもエノキタケがダントツで、

一番含有量が多いんです。


エノキタケに含まれる食物繊維は、キャベツの2倍以上。

食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類あり、きのこの場合「不溶性」食物繊維が

豊富で、この不溶性の食物繊維は、便通をよくしてくれます。

からだによくない成分を体外に排出し、腸内を掃除してくれるので、大腸ガンを予防する

効果もあるのです。



ただ、エノキタケの栄養を効率よく摂るにはコツがあるんです。



えのき茸は繊維が頑丈なので、そのまま食べてもダイエットに有効な成分が細胞壁に守ら

て、腸で吸収することができないわけです。

そんな頑丈な細胞壁を壊す方法として、干すこと、冷凍することがおすすめなんです。



*干しエノキタケのつくり方

エノキタケを干すと細胞壁が破壊されてそこからエノキタケリノール酸やキノコキ

トサンなどのダイエットに有効な成分が溶け出しやすくなります。



①根元を切って、小房に分けます。
②そしてザルなどにエノキを重ならないように広げて2時間ぐらい天日干しをしましょう!
③干してもまだ湿っているときは、フライパンで78分乾煎りして完全に水分を飛ばせば完成


*冷凍エノキタケのつくり方

キノコキトサンは冷凍する事で、100g472mg528mgに増えたという実験結果があります。

えのき茸を冷凍することで、細胞壁を簡単に破壊することができるんです。

小さく小分けにし、冷凍をしておけばいつでも手軽に調理できますね。



えのきを冷凍する時は、洗わずに石づきを取り、食べやすい長さに切ってから冷凍します。

冷凍後は約1ヶ月を目安に使ってください。

調理する時は、解凍せずに凍ったまま調理に使います。


ダイエットにも健康にもいいエノキタケの栄養を効率よく摂って美しく健康になりましょう。